バンコク旅のヒント

コンドームをテーマにした連ストランから、極めて落ち着いた博物館まで、更に、蛇の館から個性的なお店まで、情熱の街バンコクには、楽しみがあふれて います。

これは面白い:キャベツとコンドームのレストラン

 スクムウィット通りにオープンしたレストランで、キャベツとコンドームをどうぞ。政府の「人口と社会開発」団体とのコラボで、国策として課題になっている家族計画をテーマにしています。このお店は、「大きく見せる」ことに凝っているのが特徴で、ぴったりフィットする高級コンドームや、コンドームを使ったシュールリアリスト風の棚飾りが目を引きます。そして入口にはコンドームの歩兵が門を護っています。料理は最高です。

シリラート病院博物館における、外科の精神

バンコクに始めてきて、自由時間に何をしようかと考えているとき、最初に出くわしたのがここです。ワンレンにあるシリラート病院の系列です。この博物館は、心臓の弱い人には向いていません。タイの医学史のぞっとする物語が展示してあるのです。たくさんの標本があり、気持ち悪くグロテスクなものも。2004年の津波をテーマにしたコーナーもあり、救助にかけつけた医師や看護師達が出資したものです。

 驚愕の稜線の眺め

 バンコク1の絶景を観るなら、バンヤン・ツリーホテルのエレベータニー乗って61階の バー「ヴェルティゴと月」がおススメです。住民である必要もなく、一品頼む必要もありません。無料で景色を楽しむ場所は多くはなく、夜の方が人気です。

お茶とトーストが飲み食いできる本屋

長時間歩いて暑くなり、べたべたして気持ち悪くなってきたので、プラスメン通りのパスポートブックショップに行きました。小さなテーブルが備わっている小さな本屋で、エアコンが効いた店内でコーヒーを飲むことができます。メニューにはチーズトーストも!

1~2時間地獄を味わった後に、ほっとできるスポットです。

 運河の旅ーバンコクのクローンの探検ー

チャオプラヤー川のクルーズを楽しむ観光客はたくさんいますが、本当の地元住民の生活を目の当たりにするのなら、クローン(運河)をたどって街を巡りましょう。カラフルな水上タクシー・ロングテールボートに乗れば、どこにでも連れて行ってくれますよ。綺麗なイタリア橋をくぐり、粗末な木製の家屋の間や「芳香漂う」川の上に頼りなく乗っている歩道を進みます。絹商人ジム・トンプソンの家や店に立ち寄り、そのあとにボバエ・ホールセール着物店や、シアム通りの最新モダンの服を見て、そのギャップを楽しむのも良いですね。

 宝石のような、川辺のゲストハウス

古い街並みの中にあって、新シアムゲストハウスは観光客向けに上手く作られています。水上バス発着場や市場に近く、せいぜい10ポンドか20ポンドで利用できます。数年前友人にB&Bを勧められて、いつもここに宿泊することにしています。本当に宝石のような美しさです。

トレイン市場を旅しよう

1日に8本、毎週休みなくこの電車は運行しています。まさに文字通り、メコン市場の中を。電車が近づくと売り子たちは素早く屋台を動かして逃げ、通り過ぎた後は何事も無かったかのように商売を再開します。その鮮やかな手並みは見ものですよ。てっとり早く見学するには、ダムヌーン・サドゥワック水上市場の半日ツアーを予約することです。

 蛇の館

 休日の楽しみとしてはヘンかもしれませんが、赤十字社の「バンコク蛇農園」を見学し、重要な役割をしることも一興です。プロの蛇使いがキングコブラから毒液を搾り取るショーには、息を呑みますよ。

 深呼吸しましょう

都会の雑踏を逃れるには、川向こうの施設「グリーン・ラング」に行きましょう。豪勢に茂った緑と、池の形とバンコクには似合わない綺麗な空気が、施設の由来になっています。自転車をレンタルして、ジャングルの狭い小道を探検しましょう。

21番駅の最上階

タイの屋台は、スカンビット通りに行くと少なくなります。21番駅の最上階、BTSのアソク駅とMRTのスクンヴィット駅の乗り換え地点には、厳選された屋台の味が集結しています。安くて比較的きれいな場所ですが、ランチタイムには住民でごった返しになります。

 夕暮れのエアロビクス

日が暮れてくると、愛好家たちがルンピニ公園に出てきてタイ固有のローカルな体操で汗をかきます。ジャングルカレーを食べるよりも、汗びっしょりになりますよ。

 夜の市場のご馳走

エカマイの高いバーにがっかりした後、私たちはラチャダのロッド・フェイ夜市にスリルを探しに繰り出しました。地元の若者たちでにぎわう場所で、私たちが望んでいた活気とエネルギーに満ちています。流行の先端がここにあり、フォルクスワーゲンのバンが光り輝く屋台になり、メニューが豊富で、たいていのほしいものは手に入ります。

 大衆的ローカルバス

タクシーもトゥクトゥクも勧誘を断り、バンコクでローカルバスを選ぶのは、冒険そのものです。バスの情報は、特に英語では、全くオンラインではセービスされず、運転手はまったく英語を理解してません。ホテルも観光案内も、バスが何処行きなのかまったく知らないことが多いのです。じゃあ、なぜバスが必要なんだろう?バスに乗るとタイの公共交通機関が市民の生活にどのように役立っているのかわかるし、乗客たちは驚く程に満足しているのです。運賃は極端に安く、ただのバスさえあります。

 巨大なタイのオムレツ

チャイナタウンは壮大だけど、ちょっとありきたり。代わりにBTSスカイトレインのアソク駅近くのスクンビット通りで、度肝を抜く大きさのオムレツに挑戦しませんか?黒油で酢と一緒に焼かれ、チリソースとマスタードをかけて頂きます。冷蔵庫で冷えた炭酸水でこの辛いオムレツを流し込みました。スクーターがけたたましい音を立てて椅子に座った客たちを驚かせるのを横目で見ながら。

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